
10時起床。いかん。巻き戻さないと。
朝:ぬき
昼:ベーコンとほうれん草のペンネリガーテ
夕:チキンカレー
ドメイン更新手続き、日記、電話、メシを作って食って TSUTAYA、図書館、スーパーで買い物、フライヤーのコピー。帰宅したらもう14時過ぎ! だから寝坊はいかんのだ。おつかいを含む雑事は午前中にすませねばならん。朝寝坊とドラッグは人生の前借りでしかない。結局次の日以降にツケは払わなければならんのだ。
帰りに道で三國連太郎さんを見かける。近所に住んでいらっしゃるようで何度かお見かけしたことがある。知り合いじゃあないよ。三國さんはもう80歳をとうに越えていらっしゃるはずなのに普通に、そして元気に歩いていらっしゃる。こういうのを「矍鑠(かくしゃく)」というのだろうか。俺もああいうえろい目の下のたるみ("eye bag"と言うのだそうだ)が欲しかった。
夜、サントラ。
▼M-25"日常02"。前半戦最後の刺客。大まかなテーマのメロは出来た。それに会わせてリズムの上にエレピでコードをのせる。煮詰まる。なんだかよくない。一度「フュージョン的なもの」から離れたほうがよいかもしれない。中断。しばらくして再開。ベースを入れてみる。普通。それ的なギターを弾いてみる。いまいち。ふたたび中断。
作ってたカレー食う。あのー、すんません、録画してた「ホワイトハウス4」ちょっと見ていいっすか? バートレット大統領は再選を果たしたんですが、サムが出馬しそうなんですよ。ていうか明日ライヴなんですけど、そっちのモードになっていいすか?

以下、とりとめもまとまりもない話。
音楽はレンタル CD 屋や図書館で借りるんじゃなくてできるだけ買おうと思う。今、俺はもうパッケージはアマゾンかアーティスト本人などの通販、データでは iTunes store でしか音楽を買わなくなってしまった。検索しても見つからないものは TSUTAYA か、図書館で借りている。もうその作品が流通してなかったりもするし、全部は買えないという経済的な理由もある
でも買わないと作り手にお金がいかない(あ、TSUTAYA は少ないけどいくね)。作り手にお金がいかないと音楽がいつかなくなってしまう可能性がある。好きなアーティストの音楽はずーっと聴きたいからサポートしたい。だから違法コピーをする気にはなれない。そんなことばっかりやってると回り回って音楽が死ぬ。
と言いながら、俺はガキのころに自分の好きなアーティストのベストテープ的なものをよく作っていた。趣味だった。KISS が武道館でやった曲とか、佐野元春の1983年3月のロックンロールナイトツアーの曲順通りのやつ、とか。で、そのテープを犯罪の意識もなく仲間や好きな女の子にあげちゃってた。俺の気持ちを伝えようと思って。でもそれは著作権の侵害なのだ。「家庭内での使用」を越えてるんだから。ルールはルールだ。
そして今の時代マウスをちょいと動かせばそれは簡単に出来てしまう。メーカーは目くじらを立てる。でも作り手側からの苦情ってあんまり聞いたことがない。なんだかおかしい。というか「違法コピーしかされないような音楽」はもっと悲しい。
昔、レコード会社で制作の仕事をやっていたとき、とあるアーティストのシングルをネットで無料配布したい、というアイディアを会社側に出したら猛反対された。ただで配って損してどうする、というのが会社側の見解だった。だが俺はヒッピー的な思想でそれを言いだしたわけではない。2〜3曲しか収録しないシングル(しかもカラオケっているの?)をパッケージで出すのはコストがかかりすぎる。一部の売れるアーティストならリクープできるが、そうでないアーティスト、言い換えれば「先行シングルを聴いてもらわなければアルバムのセールスにむすびつかないアーティスト」のシングルこそ、無料にしてもっとカジュアルに聴いてもらわなければならない。雑誌に載るのだって番組タイアップだって実はレコード会社やプロダクション側がお金を払ったりしてるってみんな知らないでしょ? コストがかかる上に売れなくて聴いてもらえないくらいならただで配るべきだ。誰が損をするというのだ。プロモーションなのである。パッケージで出しても売れなければ有形無形でさらなる損をする場合があるのだ。それにがんばってもっと売れって言ったって根性の問題じゃないのだ。全国各地の営業所のスタッフにだって限界はあるだろう。社内での「売る優先順位」というのは事実としてあるのだ。順位の低いアーティストはいったいどうしたらいいのだ?
それから数年たった今現在、どこのメジャーカンパニーでもシングルの無料配布なんて携帯端末向けのものも含め、普通にやっている。俺はそれが腹立たしい。あの時チャンスをくれれば何組かのアーティストは今も活躍していたかもしれない。今、これを書いていてもささくれた感情がこみ上げてくる。落ち着け。俺。人のせいにするな。
今後、もしかしたら心ある作り手や売り手はネットや通販「のみ」で作品を売るようになるのかもしれない。実際にそうなりつつある。レコード会社や大手外資系レコード店は、マージンを取っている割には音楽とアーティストを愛して育てているようには見えないし、それが自分たちの首を長い時間かけてしめていることを真剣に考えていないし、売れなくなったらポイ、で新しい芽を探す、の繰り返しだ。もっとエコロジカルにいきたいもんだ。いらないものは捨てる、とかじゃなくて。というかいらないものなんてないし。THE VANILA もちゃんと売り方を考えなければならない時期に来た。でも自分の子供たちの嫁ぎ先を自分で決められるというのは決して悪い時代ではないと思う。特に今回は自分たちの資本でアルバムを作ろうと思っている。それっぽく言うと「原盤を自分たちで持つ」つもりだから。もうがまんも後悔もしたくない。責任は自分たちにある。インディペンデントだっしょ?
年内にリリースする予定の THE VANILA のアルバムもトライアルヴァージョンはネットで無料で聞いてもらえるようにするよ。平沢さんは実際にそれでセールスがのびた、とおっしゃってるし。そりゃそうだ、iPod とかで通勤通学の最中に聴いてみて好きにならなきゃ他のも買わないよね。